今はお家でゆっくりと、いつかの旅のご参考に。

【散文】人と話さない旅なんて旅じゃねえ!オンライン旅イベントを運営して感じた、旅で得られる幸福感(セレンディピティ)の正体

【散文】人と話さない旅なんて旅じゃねえ!オンライン旅イベントを運営して感じた、旅で得られる幸福感(セレンディピティ)の正体

こんにちは、アドレスホッパーのTomoki です。

コロナウイルスによる外出自粛の中、気温もあったかくなってきて、そろそろ旅したい欲があれですね。。

 

そんな中ぼくは、オンラインでお家にいながら旅体験するというイベントの運営に携わりはじめました。

今回は、そこで感じたことについてつらつらと綴っていきたいと思います。

 

この記事で伝える結論

旅で得られる最大の価値って、偶発的に出会った人とお互いの物語を共有することで、自分が紡いできたものがちょっとだけ上書きされた瞬間の多幸感(セレンディピティ)だよね。つまり人と話せない旅なんて、旅じゃねえ!!

 

もちろん、何を目的として旅に出るかは、人それぞれ。美味しいご飯、観光名所巡り、贅沢な宿。

ですが、旅に携わる仕事をしていてつくづく感じるのが、旅先での出会いや、たまたま知り合った人との何気ない会話から生まれる発見。

そしてお互いの物語が重なり合うことで価値観がちょっとだけ書き換えらた瞬間こそ、みんな求めている本当の旅なのではないか?ということです。

 

国籍や、性別、肩書き、など関係なく、「ただの人間」同士が、その瞬間たまたま場所と時間を共有し、紡いだ会話こそ旅の本当の醍醐味なのではないか。

相手が大企業の経営者だろうが、ニートだろうが関係なく、たただの人間と、ただ人間らしく話をする。

 

目的やら時間やら地位に支配された資本主義の日常では得られない、いち人間同士の、無目的でフラットな場こそ、旅という非日常を欲する本意なのではないかと、ぼくは思います。

 

ゲストハウスのラウンジ

 

ゲストハウスのラウンジという場には、黙々と作業している人がいれば、お互いの名前も知らないまま、とりあえず話している人たちがいます。

 

一通り話し終わったあとに「そういえばお名前は?」なんて言葉を交わしては、爽やかにまた自分の旅路へと戻っていきます。別れた後の関係性は、出会う前のそれと何も変わらず、お互いに「繋がり」というものを長期的に捉え、旅をしています。

 

人生という長い旅において、たまたま今だけ同じ空間に居合わせただけ。話したいからただ話してるし、眠くなったら寝ればいい。話が合わなければいつでも立ち去ればいい、そんな場であり、居合わせる彼らもまた、出会った相手に対する自由を尊重するということをわきまえています。

 

楽しかった!また世界のどっかで会えたらいいね!なんて具合に。

 

オンラインで旅を再現したい

 

オンラインイベントの場でも、ゲストハウスのラウンジのような、無目的でフラットな空間を再現したいなと思っています。

「家にいながら旅をしたい」と思ってきて参加してくれた視聴者に対して、結局見ているだけで誰とも話せなかった、なんてことがあると、それは旅でも何でもなくただのセミナーに参加しただけ。

 

無言入室OK、無言退出OK、発言も沈黙もOK、作業もご飯もOKというのが、ゲストハウスのラウンジで旅人たちが日常的に行っていることであり、そういう自由が尊重される場だからこそ、旅で得られる本当の幸福感は生まれるのではと思っています。

 

関連記事:Withコロナにおける「計画的無駄」のススメ。偶発性が制限されるオンラインの弊害について。

 

まとめ

  • 旅の幸福感の正体は、偶発的に出会った人と物語を共有することで紡いできた物語がちょっとだけ書き足される瞬間の多幸感
  • ゲストハウスのラウンジにこそ、旅で得られる幸福感の全てが詰まっている
  • オンラインで自由な場を再現できてはじめて、お家で旅することができる

 

かなり散文でしたが、、お読みいただきありがとうございました。

ではでは、良い旅を!

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